2017年9月22日金曜日

あまり知られていない関西のちょっとした秘境

「世間から離れてどこかへ行ってしまいたい」
とかそんなにはっきりしなくても、
「ちょっとどこかでのんびりしたいな」
とかは誰でも一度は考えるそうだ。そういう時には秘境を探してみよう。今回はあまり有名でないところを10か所あげてみたが、別に順位をつけている訳ではない。

朽木谷(滋賀県)
古くから、若狭国小浜と京都を結ぶ鯖街道が縦断し、街道筋として栄えた。また、京への木材の供給地でもあった。長い間「朽木村」であったが、現在は、「高島市朽木」となっている。観光施設として、「くつき温泉てんくう」「朽木いきものふれあいの里センター」「ブナ原生林」「朽木スキー場」がある。名産は、「シイタケ」「鯖のなれずし」「栃餅」である。

芦生(京都府)
美山川の源流が「芦生」である。植物や動物、昆虫などの生態が豊富な森だ。現在はハイキングで入る人が増えている。元々が大学の研究林であるので、深山の雰囲気が一杯である。山と森と渓谷しかない京都府の随一の秘境である。

童仙房(京都府)
童仙房(どうせんぼう)は標高500m内外の高原地帯であり、急峻な村道を唯一の交通路にしている。東西8km、南北6km、総面概は実に11.6平方kmの拡大な山上準平原である。現在は過疎化が進んでいる。米、宇治茶、高原トマトなどを産する。

岩座神(兵庫県)
岩座神(いさりがみ)は多可町加美区の谷の最奥にある集落である。戸数わずか20にも満たない村で、高齢化も進み、一口で言えば、いわゆる限界集落である。岩座神は、 日本棚田百選にも選ばれた美しい石積みの棚田が有名である。1997年から棚田オーナー制度を始め、棚田や集落の維持に努めている。

沼島(兵庫県)
沼島(ぬしま)は淡路島の南側にある小島。沼島は国生み神話の舞台と言われている。ただ、このような国生みの舞台としては、沼島のほかに淡路島内で5ヵ所、全国では10ヵ所を超える候補地がある。なかでも沼島が最有力候補地?とされている。

天川村(奈良県)
天河弁財天を中心に発達した村である。自然が豊富で森・渓谷・鍾乳洞と盛りだくさんである。キャンプ場もあるが、何しろ都会から遠い。内田康夫「天河伝説殺人事件」の舞台となっている。大峰山系の登山口でもある。

裏高野(奈良県高野町富貴地区)
富貴地区は高野山に向かう街道の一つで、尾根上の宿場町であった。街道が厳しかったこともあり、通る人が減って寂れてしまった。弘法大師が真言密教の修行を行った地と言われているため、裏高野とも言われているらしい。

十津川村(奈良県)
奈良県の南を占める大きな村である。観光地はあちこちに点在する。写真は十津川温泉で十津川村では家屋の多い集落の一つである。観光地は、「谷瀬の吊橋」「温泉津温泉」以外は滝や展望台など登山関係のものが多い。世界遺産の「熊野古道・小辺路」が通る。

古座川町(和歌山県)
合併によって古座川村が発足したときは1万人以上の人口であったが、現在では約2800人まで減少した、過疎化の町である。串本町と隣り合わせのため駅にも近く、高速道路も近くを通っているが、町内の路線バスはコミュニティバスしかなく、アクセスはかなり悪い。
観光地は、渓谷や山が多い。


北山村(和歌山県)
奈良県と三重県に挟まれた日本唯一の飛び地の村である。平成の大合併によって和歌山県唯一の村となった。人口400人程度で過疎が進んでいる。熊野市駅からバスが1日2往復しか出ていないので、自家用車がないと身動きが取れない。観光としては瀞峡の筏下りが有名で、夏場はこれを目的に訪れる人が多い。



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