2017年5月16日火曜日

覚えていますか?タンク山

1997年だったのかよく覚えていないが、5月の終わり頃、学校の正門の正面に、『人間の頭部』が置かれていた。目撃者はたくさんいたが、マネキンの頭部でまさか本物だとは思わなかった。犯人からの警察をバカにしたような犯行声明があった。この中で犯人は自分のことを「酒鬼薔薇聖斗」と名乗った。これが「神戸連続児童殺傷事件」、通称「酒鬼薔薇事件」である。タンク山は犯行のあった場所として、一躍全国に有名になった。センセーショナルな事件であったが犯人が中学生だったためなお驚くこととなった。

タンク山
この事件にはいまだに謎が多い。
警察の都合で捜査したかったところを、この事件の捜査ということで行ったと言われている。

都市伝説では次のようになっている。

当時の兵庫県警本部長は、就任2か月であったが、1995年5月30日に起きた「国松長官狙撃事件」で警備部長としての訓戒処分を受けた人物であった。彼にとってみれば「酒鬼薔薇事件」は、汚名挽回の千載一隅のチャンスであった。
兵庫県警はこの時、過激派の摘発を最重点に置いていた。そこに「酒鬼薔薇事件」が起こった。兵庫県警は「酒鬼薔薇事件」を利用して過激派の摘発を図ったというのが、都市伝説の内容である。
実際にこの時、革マル派アジトは摘発をうけている。

この事件の記録を調べてみると、酒鬼薔薇は400人の公開捜査をしている中で頭部切断を行いそれをなぜか2日後に校門に置いている。しかもその時間は通勤時間帯にかかる直前だからそれなりに通行者があり、さらにアリバイがある。

殺人を犯したのは酒鬼薔薇だが、県警が頭部切断やそれを校門前に置いたという説まである。さて、事実はどうだったのだろうか?

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